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【SAPIX】 αクラスに上がる勉強法①

塾の成績がなかなか上がらなくて。でも何をしたら良いかわからなくて困っています。

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなお悩みを解決するクラスアップに繋がる勉強法についてお伝えしていきます。

この記事の内容
  • マンスリーテストの意義、αクラスに上がる基準について
  • 成績アップのための具体的な勉強法とは?

今日は5年生次女のマンスリーテストです。
次女は4年生の夏期講習で入室したものの、長女は6年生、いよいよ本番に向けて大事な時期。次女は当たり前のように後回しになり、αクラスで入室したはずが、どんどんクラスは急降下、今は下の方で落ち着いてしまっています。長女の受験終了した今、やっと体制を整え始めたところです。

長女は5年生冬期講習にアルファベットコースで入室後、2月のマンスリー確認テストでα2、3月に行われたマンスリー実力テストでα1へと昇級し、以降α1時々α2という感じで1年間を終えました。

いかにしてαクラスへ上がり、維持していったのか、クラスアップの勉強法についてご紹介していきたいと思います。

SAPIXマンスリーテストとは

マンスリーテストの意義

6年生前半までは範囲指定のあるマンスリー確認テストに加え、講習前に範囲のない実力テストがあり、6年生夏期講習以降は全て範囲のない実力テストのみとなります。

6年生前半までは授業で学習した範囲が定着しているかを確認し、それを繰り返しながら入試という範囲がないテストに向け、知識・解法の定着を測っていくためのテストになります。

なぜクラスアップさせたいの?

では、そもそもなぜクラスアップが必要なのかという点についてです。

通わせている以上は上に上がって欲しいという親心もありますが、上位クラスのメリットは以下の3点が挙げられます。

  • ハイレベルな授業内容で勉強できる
  • 意欲ある受験生に囲まれた環境で勉強できる
  • お子さんのモチベーションが向上する

クラスが上がれば先生が変わります。優秀な先生方、経験豊富な先生方が上位クラスを担当するはずですので、授業の質も変わるでしょうし、また授業で扱う問題も変わってきます。
また小学生はまだまだ単純。周りの子の影響受けまくりです。優秀なお子さんに囲まれていることは、長女にとってはかなり刺激的な日々だったようです。
上位クラスにとどまって、意識の高いライバルと良い意味で競い合うことはモチベーションアップに繋がり、「もっとできるようになりたい」という高い意識を持つことができることは大きなメリットです。最初α1に上がった当初はクラスの雰囲気に圧倒されていたようですが、徐々にそのお子さんたちと戦えるようになっていく実感を長女も感じ、クラス内の順位で負けたくないという気持ちがモチベーションに繋がっているようでした。

αクラスの基準

学年・校舎により変動はあるものの、長女の経験から中規模校でαクラスを維持するためには、おおよそマンスリーテストで得点率7割以上、さらにα1は8割を超えていれば見えてくるという印象です。アルファクラスでSAPIX全体の上位20%、アルファ1で上位10%以内といった感じかと思います。

テスト対策は何をすればよい?

では実際にどのように学習すれば、7割得点することができるのか、お伝えしていきます。

一見難しそうに思えるマンスリー確認テストですが、算数を例に取ってみると、内容は「基礎力定着テスト」「デイリーチェック」の内容・レベルの問題で7〜8割を占めています。つまり定着さえ出来ていれば7割を超えることは難しいことではありません。

定着という意味は復習に尽きるかと思います。長女の場合は

①授業の翌日
②次の授業の前日(デイリーチェックの対策)
③次の週の土日(①、デイリーチェックで間違えたところのみ)
④マンスリーテスト前(③で間違えたところのみ)

といった感じで、1つの授業の復習をマンスリーテストまでの間に4回行なっていました。出来るところはおそらく何回やってもできるはずなので、間違えたところ、解法があやしいところをピックアップして復習していました。

通常の授業の復習と合わせて③・④を進めていくのは大変かとは思いますし、またこれ?と嫌がるお子さんもいらっしゃるかとは思いますが、長女自身、このスタイルを2ヶ月継続し、結果を出した後は、このくらいやればこのくらいの点数が取れるという感覚が身についていたようです。そしてこの復習スタイルを夏休み前まで継続することで、自然と知識が定着し、後期以降の範囲のないマンスリー実力テストでも特に対策することなく、ほぼ一定の成績で、最後の12月のマンスリーでは校舎内1位という結果で終わることができました。

つまり、あくまでも「日々の積み重ね」で勝負が決まり、「その『日々の積み重ね』の中に、いかに効率的に復習の機会を盛り込むか」ということが、鍵を握るということです。

実際、次女の復習スタイルを見直し始め、デイリーチェックでの結果が見え始めています。
次女に関しては、長い目で見守る必要がありそうですので、確実に日々の積み重ねを続けていきたいと思います。

志望校のレベルによっては、上位クラスで扱う問題よりも基礎を大切にした方が良い場合もありますし、お子様の実力と志望校を考慮し、必要以上に負荷を与えすぎないことも大切です。
クラスアップの目的は、知識の定着を図ること、モチベーションアップに繋げることということを忘れずに学習を進めることが大切かと思います。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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