前回記事では、マンスリーテストでαクラスに上がるには授業の復習が大切だということをお伝えしました。今回はマンスリーテストの復習方法についてお伝えしていきます。
採点前答案の採点・復習
まず、我が家ではテストのあった当日のうちにマイページ上にアップされた採点前答案を使用し採点します。(SAPIXからの公式のお知らせには、テスト翌日15時公開となっています。校舎によって異なる可能性があります。)まだ記憶の新しいうちに採点することで、自信があったのに間違えてしまった問題、すっかり忘れてたという問題を確認します。
テスト翌日、時間が取れない場合は週末までには解き直しを行います。
長女は全て解き直しさせていましたが、まず得点率7割超えを目指している次女は、算数については基本的には解答解説の基礎・標準問題のみを解き直しさせています。
昨年まではテスト結果と同時に講評とねらいがアップされていましたが、今年からは解答解説に掲載されているので、より復習がやりやすくなったのではないかと思います。
採点後答案の確認
後日、採点後答案を見て、正答率が高いのに間違えてしまった問題を確認します。ミスなのか、問題の読み間違えか、単純に知識・理解が足りなかったのか、それを分析し次に同じ間違いをしないように本人に確認させることが大切です。
日を空けてのやり直し
テストは受けたらできるだけ早く復習すること、忘れた頃にもう1度復習することが知識の定着には必要です。
長女は6年生夏休み前までは範囲のないマンスリー実力テストの前に再度、数回分の確認テストの解き直しをやっていました。
長女の通塾を通して感じたのは、SAPIXのカリキュラムは何度も同じ単元を繰り返すように出来ており、自然と何回も復習するシステムができています。
つまり、先取りしたり他のテキストに手を出すことなく、目の前のことに与えられたことのみ確実に行なっていけば自然と定着し、本番で戦える力がついていきます。
さらにこのマンスリーテストを確実に復習することで効果的に知識の定着を図ることができます。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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