1点2点を争う中学受験において、ケアレスミスは許されないポイントです。
もちろんクラスアップにおいても1点の大きさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。(クラスアップのための基本的な勉強法はこちら)
しかも算数は1問の点数配分が大きいため、1問落とすと成績が大きく変わってきます。
我が家の娘たちも例外になく揃って計算ミスが本当に多い!長女の時も最後まで悩まされたポイントでした。
この記事では計算ミスを減らす効果的な方法をご紹介します。
我が家の娘たちの計算ミスをご紹介すると、本当に恥ずかしいのですが
2+4=8、3+4=9
などなど、数え上げればキリがありませんが、1年生でも出来るよねというような単純な計算のミスが本当に減りませんでした。(次女はケアレスミス継続中です。。)
公文をやらせておけば良かったと何回思ったことか。
ではどのように改善していったのか、先生にご相談したこともありましたので、そのアドバイスから実際に長女に効果的だった方法をご紹介します。
丁寧に書く
最初にご相談した時に先生が仰ったのが「グチャグチャっと書いていませんか?」というお言葉でした。
1つの問題に対し、計算が何個にもおよぶケースがほとんどですよね。
あちこちで計算し、結果、見直す時にどこが間違えているか、わからないケース。
1問目で試験問題の余白スペースを使いすぎて、2問目、3問目がどんどん字が小さくなケース。
また、急いで書いていて、6と0の見分けが付かない字が汚いケース。
などなど思い当たるケースが多々ありました。そこで基本的な方法ではありますが、まず丁寧に書くことから始めさせました。
次女は今更ですが、4月から基礎トレ用にSAPIXの基礎力トレーニングノートを使い始めました。
1問に対し、計算スペースが決められているので、計算する際に使う文字の大きさの感覚を養うのに効果的です。
ゆっくり落ち着いて計算する
次に考えられるのが、頭と手のスピードが違いすぎるのでは?というご指摘でした。
早く計算しようとするあまり、式を書く途中で頭で先に計算していしまい、先に進んでいる頭の計算を遅れている手を動かすスピードが間違えて違う数字を書いてしまうというケースが考えられるとのことでした。長女も心当たりがあったようで、「先生の言う通りゆっくり解いてみる!」と言ってから実際に点数にも表れていました。
また上記に挙げた2+4=8といった足すとわかっていても掛けてしまうケースや3+4=9といった勝手に繰り上げてしまうケースもゆっくり解くことで防げるケースかと思います。
人は気にしない
さらに夏以降、クラス昇降が頻繁に行われるようになってから長女が言っていたのが、「周りの人のページをめくる音で焦る」というものでした。確かに、鉛筆の音、ページをめくる音で、他の子のスピードが早いと気になってしまうかもしれません。「でもそこで焦って①の計算問題を落としたらもったいないよ」と伝え、落ち着いて自分のペースで解くように伝えました。
桜蔭中の計算問題は本当に一筋縄ではいかない問題が出されるのですが、ここで落とすのは本当にもったいないです。SS特訓の授業内テストで「今日、①の計算だけで5分も使っちゃった」と言ったことがありましたが、結果はいつもより良かったようで、ゆっくり自分のペースで解くことの大切さを実感したようです。
結局、計算ミスは全て焦りから来ていることがわかります。
「絶対間違えないようにね」と声をかけてしまいがちですが、「ゆっくりで大丈夫だよ」と気持ちを楽にしてあげることが計算ミスには効果的なのかもしれません。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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